やけどで耳を失ったら?シリコーン製の耳をマスクや眼鏡と一緒に着ける

やけどで耳の大部分を失った後でも、反対側の耳をもとに作ったシリコーン製の耳を、医療用接着剤で装着して着けることができます。このお客様の場合は、外耳道の前にある小さな突起(耳珠)を残し、それになじむように新しい耳の形を作りました。その後、お客様はマスクとメガネを同時に着けた状態で耳を見せてくださいました。結果には個人差があります。
出発点はどのような状態でしたか?
お客様は頭皮から耳にかけてやけどの傷あとがあり、外耳の多くが失われていました。外耳道の前にある小さな突起である耳珠は残っていたため、そのまま生かし、そこに自然になじむシリコーン製の耳を計画しました。

事故ややけどの後には、外科的な再建という選択肢もあります。手術をするかどうか、いつ行うかは形成外科医などの専門医と相談して決めることです。シリコーン製の耳は、手術をせずに見た目を回復させる方法として、あわせて検討できます。
シリコーン製の耳はどのように取り付けますか?
手術は伴いません。耳は医療用接着剤で肌に装着します。お渡しの日に、着け方・外し方・お手入れの方法をご説明します。やけどの傷あとがある部位の場合は、ご相談の際に肌の状態を拝見させてください。
マスクをしても外れませんか?
耳を作る方から最も多くいただく質問です。お客様は新しい耳の上にマスクのひもを掛けて着けていましたが、後ろから見てもしっかり固定されたままでした。固定の具合は肌の状態や汗、活動量によって異なることがあるため、日頃の過ごし方を教えていただければ、それに合わせたお手入れのアドバイスをお伝えします。

メガネと一緒に着けられますか?
耳が完成した後、お客様はそれに合わせて新しいメガネを作りました。メガネのつるとマスクのひもを両方支えている耳を見せてくださり、横から見ても自然に役割を果たしていました。
形と色はどのように合わせますか?
| 段階 | 内容 |
|---|---|
| ご相談と採型 | 欠損側と反対側の耳の型を取って大きさと輪郭を合わせ、残っている耳珠につながるように新しい耳の形を作ります |
| 肌の色の測定 | E-SKINスキャナー(SPECTROMATCH、英国)で肌の色をデジタル測定し、その数値に合わせて専用の顔料を調合します |
| 装着・調整と最終的な色付け | 完成した耳を試着していただき、ふだんの耳の色味に合わせて色を加え、装着方法とお手入れについてご説明します |

来院回数と全体の期間は耳の状態によって異なり、ご相談の際に確認します。韓国へお越しになる場合は、オンラインでのご相談でも確認できます。シリコーン製の耳は使ううちに少しずつ摩耗することがあるため、アフターケアを行い、修理ができない場合は再製作をご案内します。本物の耳と見分けにくい仕上がりを目指していますが、結果には個人差があります。
ご相談の前に何を準備すればよいですか?
- 欠損側の写真 — 残っている部分や傷あとの範囲を把握できるよう、正面・側面・後ろから撮影してください。
- 反対側の耳の写真 — 大きさと形の目安になります。
- 日頃の過ごし方 — メガネ、マスク、帽子をどのくらいの頻度で着けるか、仕事で汗を多くかくかどうかなど。装着方法とお手入れのアドバイスをそれに合わせてお伝えします。
よくあるご質問
やけどの傷あとの上にシリコーン製の耳を着けられますか?
このお客様は、頭皮から耳にかけてやけどの傷あとがありました。結果は肌の状態によって異なる場合があるため、実際に拝見したうえでアドバイスします。
耳の一部が残っている場合は?
残っている部分を生かし、それになじむように新しい耳の形を作ることができます。この事例では、外耳道の前にある耳珠を残しました。
マスクをすると耳が外れませんか?
このお客様の場合、マスクのひもを上から掛けても、しっかり固定されたままでした。肌の状態や活動によって異なることがあるため、それに合わせたお手入れのアドバイスをお伝えします。
外科的な再建も選択肢になりますか?
はい。手術をするかどうかとその時期は医師と相談して決めてください。シリコーン製の耳は、手術をせずに見た目を回復させる方法として、あわせて検討できます。