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義肢のライナーとは?自分に合うタイプは?

Silobionic 臨床・製作チーム · · 読了時間5分

シリコーン製の足部を付けた下腿義足を着けて座っているお客様
要点

義足用ライナーとは、ソケットを装着する前に断端に巻き上げるように着ける、ぴったりとしたスリーブです。圧迫や衝撃を和らげ、ソケットがしっかり保持されるのを助けます。ライナーには、ソフトジェル(シリコーン)、熱可塑性ジェル、粘弾性タイプなどいくつかの素材があり、厚さやロック方式もさまざまです。どれか一つが単純に優れているわけではなく、適したものは断端の形、活動量、皮膚の状態、お使いの義足によって異なります。

ライナーはどんな役割をしますか?

義足は、ソケット、足部、継手、連結部品が一緒に機能するシステムです。ライナーは、断端(切断後に残った脚の部分)に靴下のように巻き上げて着けるスリーブで、その上にソケットをはめます。皮膚に直接触れる最も内側の層であるため、一日の快適さを大きく左右します。

  • 圧力を分散する — ソケットが小さな一点を圧迫しないようにします。
  • 衝撃を吸収する — 足が着地するたびに衝撃の一部を受け止めます。
  • 適合を高める — 断端とソケットの間の動きを減らし、一歩一歩が安定して感じられるようにします。
  • 皮膚を守る — 硬いソケットが直接肌に擦れるのを防ぎます。

ライナーの素材による違いは?

種類特徴検討されることが多い場合
ソフトジェル(シリコーン)ライナークッション性のあるジェル構造で皮膚への圧迫を和らげる、快適さ重視のタイプ日常的に歩く方の多く
熱可塑性ジェルライナー耐久性と安定性を重視した設計で、形が独特な断端にもよく密着しやすい骨の突出や不規則な形がある断端、または皮膚が敏感な場合
粘弾性ライナー衝撃吸収性と元に戻る力のバランスが取れており、断端の凹凸にぴったり沿う圧力が一か所に集中してはならない場合

義肢の分野では、活動量、つまりどれくらい、どれほど活発に歩くかに応じて部品を選ぶことがよくあります。同じ素材でも厚さや硬さが異なるため、ご自身の活動量に合った組み合わせを見つけることが大切です。

ロック方式も重要です

ライナーは、ソケットへの取り付け方も異なります。ピンライナーは先端にピンがあり、ソケットの底部にロックされます。クッション(シリコーン)ライナーはピンがなく、密着と空気圧によって保持され、真空システムを併用することもあります。どちらが合うかは、断端の長さと形、ソケットの設計によって異なります。

ソケット製作のために断端の型を採る義肢装具士
ソケットの型を採る際に、ライナーの厚さと素材を考慮します

自分に合うライナーはどう選べばよいですか?

  1. 断端の形と長さ — 骨の突出、傷あと、凹凸を確認します。
  2. 活動量 — 主に自宅で歩く場合と、通勤や何時間にも及ぶハイキングをする場合とでは異なります。
  3. 皮膚の状態 — 皮膚が敏感な方や傷つきやすい方は、担当の医療チームに相談し、ご相談の際に当院にもお知らせください。
  4. 現在お使いの義足 — ソケットや部品によって、組み合わせられるライナーが絞られることがあります。

同じ義足でも、ライナーを変えると歩いたときの感覚が変わることがあります。小さな部品に見えますが、ソケットと同じくらい丁寧に選ぶ価値があります。

義足の連結部品を調整する技術者
ライナー、ソケット、部品は、一人ひとりの歩き方に合わせて一緒に調整されます

Silobionicはどのように選んでいますか?

Silobionicは義足を設計・製作しており、その一環として、断端の状態、歩き方、現在お使いの義足をもとに、お客様と一緒にライナーを選びます。ライナーの厚さと素材はソケットの型を採る段階で組み込み、完成前にチェックソケット(仮ソケット)で実際の装着感を確認します。

ライナーはどう手入れすればよいですか?

ライナーは肌に直接触れるため、汗や汚れがたまります。洗浄方法は素材によって異なるため、メーカーの説明に従い、洗った後は完全に乾かしてください。伸びたり破れたりして密着しにくくなった場合は、交換について当院にご相談ください。

よくあるご質問

ライナーなしで義足を使えますか?

ソケットの設計によっては、ライナーの代わりに義足用ソックスを使うものもありますが、多くの場合、ライナーは皮膚を守り適合を高めるのに役立ちます。どの方法が合うかは、断端を拝見したうえで判断します。

最も快適なライナーはどれですか?

どなたにも合う一つのライナーはありません。適した素材と厚さは、断端の形、活動量、皮膚の状態、お使いの義足によって異なります。

皮膚が敏感な場合は、どのライナーを使えばよいですか?

皮膚が敏感な方や傷つきやすい方は、担当の医療チームにご確認ください。ご相談の際にお知らせいただければ、素材と厚さを選ぶ際に考慮します。

ライナーはどのくらいの頻度で交換すべきですか?

使用頻度や手入れの状態によって異なります。伸びたり、破れたり、密着しにくくなったりした場合は、点検を受けて交換についてご相談ください。

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