指を失い、再接着ができなかったら?どんな選択肢がある?

指の再接着ができなかった場合や、けがから時間が経っている場合でも、オーダーメイドのシリコーン製指義手で指の形・肌の色・爪を取り戻すことができます。指先1本から複数の指、手の一部まで製作しており、標準3回の来院で、ご相談からお引き渡しまで約4〜6週間です(特急製作の場合は1〜2週間)。再接着などの手術が可能かどうかは主治医が判断することであり、義肢はそれとは別にお選びいただける選択肢です。
再接着以外の方法はありますか?
指をけがしたあと、多くの方がまず再接着手術を思い浮かべます。手術が可能かどうかは医学的な判断であり、再接着という選択肢がなかった方や、手術後に指が短くなったり形が変わったりした方もいらっしゃいます。
そのような場合、シリコーン製指義手を残っている指にかぶせて装着し、見た目を取り戻します。それ自体は曲がりません。両手を並べたときに自然に見えることが目的です。
どの部位に対応できますか? 5つの事例
| 事例 | 欠損部位 | 製作した義肢 |
|---|---|---|
| 1 | 小指の先端 | 指義手 |
| 2 | 小指の2関節分 | 指義手 |
| 3 | 人差し指と中指の先端 | 指ごとに個別の義肢 |
| 4 | 手の一部 | 手部部分義手 |
| 5 | 中指の先端 | 指義手 |
以下は事例3と事例4のビフォー・アフター写真です。ビフォー・アフターはすべて同じ条件で、標準カラーチャートを使い、修整なしで撮影しています。

事例3のお客様は、片手の人差し指と中指の先端を失っていました。反対側の手の長さと爪の形に合わせ、指ごとに義肢を製作しました(装着後の写真はこのページの上部にあります)。


事例4のように複数の指と手の一部を同時に失っている場合は、指を個別に作るのではなく、手部部分義手を製作します。本物の手と見分けがつきにくい仕上がりを目指していますが、結果には個人差があります。
どのような流れで進みますか?
| 来院 | 内容 |
|---|---|
| 1 | 欠損部を拝見し、お話を伺います。製作を進めると決められたら、欠損部と反対側の手の型を取り、E-SKINスキャナー(SPECTROMATCH、英国)で肌の色を測定します。 |
| 2 | チェックソケット(仮の試着用義肢)を試着していただき、装着感・肌の色・サイズを一緒に確認したうえで、必要な修正を行います。 |
| 3 | 完成した義肢を試着していただき、使い方とお手入れ方法をご説明します。 |
製作期間そのものは、指で7〜10日、手全体で約15日です。ご相談からお引き渡しまでは、欠損部と製品によって約4〜6週間、特急製作の場合は1〜2週間です。韓国へお越しになる場合は、ご予約の前にオンライン相談で日程を確認します。
なぜ反対側の手の型も取るのですか?
欠損部の型だけでは、ぴったり合う義肢はできても、両手を並べたときに揃って見える義肢にはなりません。反対側の手の厚み、関節のしわ、爪の形が基準になるため、両方の型を取ります。爪は当社の特許取得済みの爪製作技術で作ります。
アフターケアはどうなっていますか?
シリコーン義肢は日々の使用で摩耗することがあります。義肢をお使いのあいだはアフターケアで対応し、修理が難しい場合は再製作についてご案内します。製作記録を保管しているため、再製作をゼロから始める必要はありません。
よくあるご質問
再接着手術を受けていなくても指義手は作れますか?
はい。手術を受けたかどうかにかかわらず、残っている部分に合わせて義肢を製作します。手術が可能かどうかは医学的な判断であり、義肢は見た目を取り戻すための別の方法です。
指先だけを失った場合でも作れますか?
はい。指先1本から複数の指、手の一部まで製作しています。
シリコーン製指義手は曲がりますか?
いいえ、それ自体は曲がりません。見た目を重視したものです。指を完全に失っていて握る機能が必要な場合は、機能的な指義手についてご相談いただく価値があるかもしれません。
来院は何回必要ですか?
標準的な工程は3回の来院です。型取りと肌色測定、チェックソケット(仮ソケット)の装着・調整、そしてお引き渡しです。ご相談からお引き渡しまで約4〜6週間かかります。