脚の切断を前にして:どんな気持ちになりうるか、リハビリの段階は?

切断の前後に恐れや悲しみ、先の見えない不安を感じるのは自然な反応です。その気持ちを押しやるのではなく、受け入れるための時間をご自身に与えてください。そして気持ちに押しつぶされそうになったら、専門家のサポートを受けてください。手術後の道のりは一般に傷の治癒 → 筋力づくり → リハビリ → 仮義足 → 本義足 → 義足での日常生活を身につけると説明されます。前もって知っておくほど、主体的に取り組みやすくなります。
手術前に気持ちが揺れるのは自然なことです
突然の事故による切断でない限り、多くの方が本当に手術が必要なのかと長い間悩みます。ネット上の果てしない情報や体験談を読むうちに、見慣れない未来が怖く感じられることもあり、この先何ができるのだろうという疑問が一日に何度も浮かぶこともあります。これまで意識したこともなかった「歩く」ことを学び直す自分を想像するのも、簡単ではありません。
悲しみは回復の一部です
体の一部を失うことは心にも跡を残し、仕事、人間関係、趣味など、生活のほぼすべての領域に影響することがあります。悲しみが湧いてきたら、無理に押しやったり、深く沈み込みすぎたりしないようにしましょう。それを回復への道のりの一部ととらえ、少しずつ受け入れていくには時間がかかります。
気持ちが自分で抱えきれないほどになったり、長く続いたりする場合は、一人で抱え込まず、メンタルヘルスの専門家に相談することをおすすめします。身近な家族と率直に話すことも助けになります。
この先を知ることで、不安は小さくなります
切断がなぜ必要なのか、手術がどのように行われるのか、回復とリハビリがどのように進むのかを理解しておくと、その後に起こることにより落ち着いて対応できます。知りたいことは何でも医療チームに尋ね、リハビリに主体的に取り組みましょう。それが日常生活へ戻る道を広げてくれます。どれくらいの時間がかかるかは人それぞれです。
手術後にはどんな段階がありますか?
リハビリテーションでは、手術後の期間をおおよそ6つの段階で説明することがよくあります。各段階の期間や内容は人によって異なるため、医療チーム・リハビリチームと一緒に計画してください。
| 段階 | 内容 | 知っておきたいこと |
|---|---|---|
| 1. 傷の治癒 | 治っていく手術部位をケアし、義肢がよく合うように断端の形を整えます | 幻肢痛や幻肢感覚(失った部分の痛みや感覚)がある場合は、医療チームに伝えて対処法を相談しましょう |
| 2. 筋力づくり | リハビリに必要な筋肉をつけるための上半身と脚の運動 | 運動の種類と強度はリハビリの専門職の指示に従ってください |
| 3. リハビリ | 股関節と脚の筋力強化を続け、動ける範囲と自由度を広げます | 目標は人によって異なります |
| 4. 仮義足 | 義足と断端の大きさの変化に慣れながら、仮義足とソケットを試します | この時期は断端の大きさがよく変わります |
| 5. 本義足 | 長期的な日常使用のためにオーダーメイドの義肢を製作します | ご相談の際は遠慮なく質問してください |
| 6. 義足での日常生活 | 装着しながらリハビリを続け、以前していたことを行う新しい方法を見つけていきます | 慣れるまでには時間がかかります |
仮義足と本義足はどう違いますか?
手術後しばらくは、腫れが引いたり筋肉が変化したりするため、断端の大きさが変わり続けます。仮義足はこの期間に義肢の装着に体を慣らすためのもので、必要に応じてソケットを交換します。断端がおおむね安定したら、日常的に長く使う本義足を製作します。本義足を決める際は、活動レベル、再びやりたいこと、気になっていることを義肢装具士に詳しく伝えてください。

どのタイミングでSilobionicに相談すればよいですか?
Silobionicは下腿義足と義足用防水カバーを製作しています。手術前であっても、これからの義肢の道のりを理解したい方には、ご相談の中で状況や日常生活についてお聞きし、準備の進め方を一緒に整理します。手術を受けるかどうか、いつ受けるかは、ご本人と医療チームが決めることです。
よくあるご質問
切断後に気持ちが落ち込むのは普通のことですか?
はい。体の一部を失った後の悲しみや不安は自然な反応です。日常生活に影響するほど長く続く場合は、専門家のサポートを受けることをおすすめします。
幻肢痛とは何ですか?
切断によって失った部分に痛みや感覚を感じることです。対処法については医療チームにご相談ください。
手術前に義肢装具士と話すことはできますか?
はい。事前に流れを知っておくと準備に役立ちます。義肢をいつ、どのように装着するかは、手術後に断端の状態をもとに決まります。
仮義足は必ず使わなければなりませんか?
手術後は断端の大きさが変化し続けるため、多くの方が仮義足と仮のソケットから始めます。具体的な計画は、医療チームと義肢装具士と相談して決めます。