シリコーン義肢は保管しておくと色あせる?

シリコーン義肢は、時間が経つだけで色あせたり摩耗したりするわけではありません。変化の主な原因は摩擦と染料との接触です。そのため、引き出しにしまっておいた義肢は、長いあいだ元の状態に近いまま保たれます。毎日お使いになる場合でも、決して無理に着けたり外したりしないこと、そして油性インクや毛染め剤から遠ざけることで、より長くお使いいただけます。
保管している義肢はなぜ変わらないのですか?
お客様の中には、普段は作業用の義肢を使い、シリコーン義肢は結婚式や旅行、家族の集まりなど特別な日にだけ使う方もいらっしゃいます。使わずに置いておくだけで色が落ちてしまわないか、というご質問をよくいただきます。
シリコーン表面の摩耗の主な原因は、物や靴、床と繰り返しこすれることです。保管中の義肢にはこうしたことがほとんど起こらないため、時間の経過そのものが劣化の理由にはなりません。
ソウルのクリニックでは、来院された方が見て触れられるようにサンプルを展示しています。単なる展示用の模型ではなく、お客様の義肢とまったく同じ方法で製作したものですので、使われていないシリコーンがどのような状態を保つのかを、ご自身の目で確かめていただけます。

毎日使うと何が変わりますか?
毎日装着する義肢には、小さなすり傷や使用による摩耗が生じることがあります。足部義足は靴の内側や床とこすれ、手の義手は手に持つあらゆるものに触れます。これは素材の欠陥ではなく、使用に伴う自然な摩耗です。
着色汚れは別の問題です。油性インクや毛染め剤のように、色を永続的に定着させるための物質は、シリコーンにしみ込み、落ちない跡を残すことがあります。これはどれほど品質のよいシリコーンでも同じですので、こうしたものを近づけないことが最も確実な予防策です。
義肢を長持ちさせるにはどうすればよいですか?
- 引っ張って着け外ししない — シリコーンを強く引っ張ると、まず薄いふちの部分が傷むことがあります。
- アロエの鎮静ジェルを使う — 装着前に少量のジェルを塗ると摩擦が減り、なめらかに装着できます。
- 外す前に空気を入れる — すき間に少し空気を入れると密着がゆるみ、無理なく外せます。
- 染料を近づけない — 油性ペンや毛染め剤など、色が永続的に残るものとの接触を避けてください。
この4つの習慣を守ることで、同じ義肢をより長くお使いいただけます。使用中に破損した場合はアフターケアで対応し、修理が難しい場合は再製作についてご案内します。

Silobionicの義肢は何でできていますか?
PVCや革製の義肢と比べて、シリコーンは他の素材から色移りしたり変色したりしにくく、お湯で洗うこともできます。
| 項目 | Silobionicのシリコーン義肢 |
|---|---|
| 素材 | 医療用グレードのソリッドシリコーン |
| 内部 | 表面と同じシリコーンで充填 — 中空部や綿の詰め物はありません |
| 厚み | 境目が目立ちにくい薄いふち |
| お手入れ | お湯で洗え、煮沸消毒も可能 |
| 避けること | 油性インクや毛染め剤などの永続的な染料 |
肌の色はどのように合わせるのですか?
義肢では、肌の色がわずかに違うだけでも目立ちます。E-SKINスキャナー(SPECTROMATCH、英国)でお客様の肌の色をデジタル測定し、その数値をもとにオーダーメイドの顔料を調合し、反対側の手や足の型をもとに義肢を形づくります。既製品から似たものを選ぶのではなく、お一人おひとりに合わせてゼロから製作します。

よくあるご質問
何年も保管したシリコーン義肢は、同じ見た目のままですか?
保管中は表面をすり減らす摩擦がほとんどないため、長いあいだ元の状態に近いまま保たれます。当院のサンプルで実際にご覧いただけます。
シリコーン義肢が変色する原因は何ですか?
油性インクや毛染め剤など、落ちない色素を持つものはシリコーンにしみ込むことがあります。それらに触れさせないことが、最も確実な予防法です。
毎日使うと、どのくらい持ちますか?
使い方や使う場所によって異なるため、一つの数字でお答えすることはできません。着脱をやさしく行い、摩擦を減らすことで長持ちしやすくなります。
熱いお湯で洗えますか?
はい。Silobionicのシリコーン義肢は熱いお湯で洗えるほか、煮沸消毒もできるため、清潔に保てます。
破損した場合はどうなりますか?
ご使用中の義肢にはアフターケアを行います。修理が難しい場合は再製作をご案内し、お客様の記録が保管されているため、ゼロからのやり直しにはなりません。